円満に離婚するために必要な期間とは?

円満離婚の方法

円満離婚とは、何事ももめることなく、スムーズに手続きが進むことです。

通常、離婚といえば、どちらか一方に非があるか、
夫婦がうまく合わないために、険悪なムードになりやすいので

なかなか円満とはいかないものです。

そこを頑張って円満に事を進めようとするのですから
しっかり下準備が必要です。

この記事では、円満に離婚するために必要な期間、
また、どんな準備が必要かをお伝えします。

  

離婚には準備期間と協議期間の2つがある

離婚話をする前にいろいろ調べたり、あらかじめ決めておくのが準備期間

離婚話をしてから夫婦で話し合うのが協議期間です。

円満に離婚しようと思うなら、時間をかけてでもしっかり準備をしたほうが良いです。

準備期間は、できれば半年くらいかけたほうが良いですね。
場合によっては1年前からでも。

協議期間については、早ければそれに越したことはありませんが

協議することがたくさんあるので、なかなかすぐとはいかないです。

  

離婚を切り出す前に準備期間を設ける

離婚を切り出す前に、準備する期間を半年くらいは持ちましょう。

  

まず、なぜ離婚したいのかを、紙に書くことです。

箇条書きでいいので、とにかく書けるだけ書きましょう。

離婚話を切り出してからだと、言いたいことが出てこなかったりします。

紙に書き残すことで落ち着いて話し合うことができます。

  

離婚してからかかるお金のことを調べておく。

離婚すると、
養育費
慰謝料
財産分与
など、お金がかかります。

あらかじめどれくらい費用がかかるのか調べておくことで

金銭面での計画を立てることができます。

また、離婚するタイミングも、いつが適切かが分かるようになります。

   

離婚を切り出してからが本番期間

準備が整い、適切なタイミングが訪れたと思ったら、離婚の話を切り出しましょう。

ここからが協議期間になりますが、
これは相手がどのように思ってるかによって、
かかる時間がまったく違ってきます。

寝耳に水で驚いたり、泣いてしまったりすると、
落ち着かせて納得させるのに時間かかりそうです。

「私もちょうど離婚を考えてた」と言ってくれれば、
あとは金銭面での話だけになります。

金銭面の話がスムーズに行けば、
離婚話を切り出してから成立まで
早ければ1週間くらいでできます。

逆に、話をし出したら相手が怒りだしてしまい
憎しみ合ったり修羅場と化してしまうと大変です。

最悪1年以上にわたって裁判を行う場合もあります。

  

離婚を切り出してから協議すること

離婚の話を始めると、協議しなければいけない事があります。

  • 子供の親権
  • 子供との面会
  • 養育費
  • 慰謝料
  • 離婚後に住む家
  • 財産分与

   

子供の親権

夫婦が離婚すると、どちらかが親権者となり、子供を引き取るようになります。

子供が乳児~小学生くらいまでは、一般的に母親が親権者になることが多いです。

  

子供との面会

離婚して子供と離ればなれになった親は、
定期的に子供と面会できる規定があります。

どれくらいの頻度で会うかなど、具体的な面会方法を決めます。

  

養育費を決める

子供と離れて暮らす親は、親権者に対して養育費を払う義務があります。

毎月いくら払うか?協議して決めなければいけません。

じつはこの養育費が、金銭面でいちばん揉めやすいのです。

払う側はできるだけ安くしたい、受けとる側はできるだけ多くもらいたい。

この話し合いが決まらないと、ズルズルと長引く可能性があるからです。

  

慰謝料

慰謝料については、どちらかに離婚原因がない限り、発生しません。

例えば

浮気をした
DVで肉体的苦痛を与えた
生活費を入れないなど、精神的苦痛を与えた

などです。

性格の不一致や、価値観の相違といった、
お互いに原因がある場合は発生しません。

  

離婚後に住む家

離婚したら、夫婦のうちどちらかが今まで住んでいた家を出ることになります。

今まで住んでいた家が

賃貸なのか
持ち家なのか
ローンはどちらが払っていくのか

こういった事情よって変わりますが、どうするのか決めなければいけません。

  

財産分与

結婚してから離婚するまでの間に、夫婦で築いた財産は、
平等に分配する決まりがあります。

例えば

預貯金
マイホーム
自動車
不動産、有価証券
自宅の家具等

があたります。

これらを上手に分配しなければいけませんが、

家や車などは分配できません。
ですから、家を妻子に譲るのなら、
その分、財産から減らしてもらいます。

  

離婚成立が1年以上かかる場合も

話し合いがまとまらない場合は、裁判所を含めた調停離婚、裁判離婚に発展します。

そうなると、決着がつくまで1年以上かかることもあります。

  

円満に離婚すれば、1週間で成立することも

協議がスムーズに進めば、1週間程度で離婚が成立することもあります。

しかし、よほど円満に話し合いをしないと
なかなか難しいでしょう。

ですから、離婚の話を切り出す前に、
しっかり時間をかけて、協議内容の準備をしておくべきなのです。