面会交流する子供の気持ち・・・子供はどう思ってるのか

面会交流は、離婚して子供と離れて暮らす親が、
定期的に子供と会って時間を共に過ごすことです。

面会交流の目的は以下の2点です。

・離れて暮らす親子がコミュニケーションを行うため

・子供の健やかな成長のためには、両親の愛情が必要という考え方

定期的に面会交流を行うことで、両方の親から愛情を受け、
子供の精神的なダメージを和らげるとともに、
元気で明るく生きていけるということです。

しかし現実を見ると、ちょっと理想とは遠いようです。

実際には「離れて暮らす親と会いたくない」
と思う子供も多いようです。

この記事では、「面会交流権」という権利のはざまで置き去りにされてる
「子供の気持ち」について考えていきたいと思います。

そしてどうすれば親と子にとって最適な関係を築けるかをお伝えしていきます。

1/3の子供は会いたがらない!?

あるニュースのアンケート調査で、こんな結果が掲載されていました。

離婚したあと離れて暮らす子供に、「別居の親とどれくらいの頻度で会いたかったか?」
という質問した結果

32%が「全く会いたくない」または「あまり会いたくない」
と答えたそうです。

「覚えていない」も合わせると、会いたいと思っていない子供は56%になります。

つまり、「会いたい」と思ってる子供は半数もいないということです。

かなりショックな結果ですね(@_@)

ちなみにこのアンケート調査では、「別居する親」が父親なのか母親なのかは表記されてません。

しかし、離婚する夫婦の9割は母親側が子供を引き取るため、
必然的に「別居する親」とは、9割が父親となります。

  

親と子供で会いたい気持ちに温度差がある

離ればなれに暮らしている親子が久しぶりに会い、愛情や絆を深め合う・・・

こんな美しい場面を思い浮かべるのは、大人の勝手な都合かもしれませんね。

実際は子供の約半数は面会をしたがっていないということですから。

なぜ面会をしたがらないのか

子供が面会をしたがらない理由は、ぶっちゃけ相手のことが「好きではない」からでしょう。

  • 奥さんに対して暴力をしていた
  • 家に生活費を入れない
  • 遊びに出歩いて帰ってこない
  • 子供のことをほったらかし
  • 家にいても会話してくれない
  • 借金を作ってばかり
  • 浮気ぐせがある

結婚生活を送っている時にこのようなことをしていれば、
とうぜん子供の親を見る目は変わってきますね。

取り決めの時に「本音」を言えない子供たち

本音では「会いたくない」と思っている子供でも、
離婚する際の面会の取り決めの時には、なかなか本音は言えないようです。

それは、子供ながらに「親を傷つけたくない」
という気持ちがあるからですね。

取り決めは大人の都合で決まる

「面会交流」は子供の権利でもあるにもかかわらず、
面会交流の取り決めを父親と母親の2人で決めてしまう場合がほとんどです。

その時に夫婦が考えることは、自分たちの都合を最優先してしまうことです。

  • 普段会えないんだから月に1度は面会したい
  • 養育費を入れてくれないから会わせたくない
  • 子育ての苦労を分かってほしいから週に1度は面倒みてほしい

こんな理由で取り決めをしていないでしょうか?

もちろん子供が何歳かにもよりますが、
子供が面会についてどう思っているか、聞いてあげるのも大切だと思いますね。

子供と良好な関係を築くために

たとえ離婚して戸籍も別々になったとしても、
血を分けた子供との縁は切れません。

子供が大きくなった後も何かしらの繋がりを持つでしょう。

そのためには、離婚後も子供と良好な関係を築くことが望ましいです。

  

「面会交流権」は子供のための権利

面会交流権ってなに?と聞くと、
「離れて暮らす親子がコミュニケーションをとる権利」
と思っている人がいます。

まったくの間違いではありませんが、正しくは
「子供が健やかに育つための権利」です。

離婚をするのは夫婦の自由です。
でも子供からしてみれば、大好きな父親(母親)と会えなくなるのは非常につらいです。

こういったことから子供には非常に強いストレスがかかります。
このストレスが子供の成長に悪影響を及ぼすのです。

こうした悪影響を少しでも軽くしてあげるために「面会交流」という制度ができたのです。

つまり、「面会交流権」は親の権利でなはく、子供の権利なのです。

ですから面会交流権を行使するためには、子供の意見を最優先しなければいけません。

もちろん物心のついてない幼い子供の場合は、父親と母親で話し合って決めるしかないですね。

    

子供の些細な反応をを見逃さずに

子供はある程度大きくなると、親にも気を使うようになるものです。

面会中の子供の反応に、注意を払って見ましょう。

  • 本当に心から喜んでいるか
  • 何でも遠慮なく話してくれるか
  • 気を使ってる素振りをしないか
  • そわそわして落ち着かない様子

小学生にもなると、親の顔色を伺いながら、
何を話そうか考えたり行動するようになります。

会話をしていて、子供の反応が少しでもぎこちないなと思ったら、
子供が嫌々面会してる可能性があります。

そんな時は子供の母親(父親)に、子供が本当はどういうふうに思っているのか、聞いてみましょう。

一緒に暮らしている親には本音を漏らしているかもしれません。

適度な距離感が大切

先ほども述べたとおり、面会交流は「子供のための権利」です。

つまり、子供のためにならない面会交流であれば、する必要はありません。

例えば子供を虐待する恐れや、連れ去る可能性がある場合などがあたります。

同様に、子供が面会交流を拒絶していたり、
あまり乗り気でないような場合などは、
面会の回数を減らすなど、子供の心に負担をかけないような配慮が必要ですね。

今ではLINEやzoomなどのオンライン通話もできますから、
そういったツールをうまく活用しながら、子供との距離を保っていけますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)